2017年2月14日火曜日

スクリーンショット(画面キャプチャ)の撮り方

スクリーンショットとは、パソコンやスマートフォンに表示されている画面の全体または一部を切り取って画像にして保存することです。最近では略して「スクショ」と言わています。また「スクリーンキャプチャ(キャプチャ)」とも言われます。

スクショをすれば、画面に表示されている情報をそのまま、メモ代わりに保存できて便利ですよね。

しかし、スマホでのスクショは分かるけどパソコンでのスクショの撮り方が分からない、という人がけっこういるようなので、まとめてみます。

ショートカットキーを使って撮る

Windows、Macとも、もとからショートカットキーでスクショを撮る機能が備わっています。特にMacのスクショ機能は非常に便利です。

Windowsの場合

キーボードの右端の方に「PrintScreen」または「PrtScreen」というキーがあるはずです。これを使います。機種によって設定が違ったりしますが、
  • Print Screenのみを押す
  • Fn + Print Screen を押す
このいずれかの操作で、現在の画面全体をクリップボードにコピーできます。これをペイントなどのソフトに貼り付け、画像として保存すればOKです。
現在アクティブな(=操作中の)ウィンドウの画像が欲しい場合、次のキーを押します。
  • Alt + Print Screen

Macの場合

次のショートカットキーでスクリーンショットを撮れます。
  • Command + Shift + 3 : 現在のスクリーン全部を撮る
  • Command + Shift + 4 : スクリーンの一部を四角形で切り取る
  • Command + Shift + 4 + スペース → ウィンドウをクリック : 選択したウィンドウを撮る
「カシャ」っと音が鳴って、画像が自動的にどこかに保存されます。デスクトップか「ピクチャ」フォルダにファイルがあるはずです。

ソフトを使って撮る

Windowsの場合、ショートカットキーではスクリーンショットを保存するのが面倒です。そこでソフトを使います。

Snipping Tool

最近のWindowsに標準装備されているソフトです。画面全体、現在アクティブなスクリーンのスクリーンショットが撮れるほか、スクリーンの一部を四角または自由な形で切り取ることができます。

四角形だけではなく自由な形で切り取れるのはいいですね。

ブラウザの機能を使って撮る

ウェブページのスクショを撮りたい時に使えるのが、ブラウザのスクショ機能です。これはデフォルトでは備わっていない場合が多く、新たに拡張機能としてブラウザにインストールする必要があります。ここでは、Chromeの場合を例に説明します。

Chromeウェブストアを開きます。「ストアを検索」にScreenshotと入力して検索します。

すると、スクリーンショットを撮るための拡張機能アプリがたくさん出てきます。この中で評価が良いもの、最近までアップデートされているものを選んでインストールしましょう。私はWebpage Screenshotを使っています。

インストールすると、ブラウザの右上にアイコンが表示されるようになります。表示されない場合はもう一度、設定>拡張機能を開き、機能を有効化しましょう。

スクリーンショットを撮りたいページを開いたら、拡張機能のアイコンをクリックします。
Chrome拡張機能を使っている様子。まさにこれがスクリーンショット。

あとはアプリによって挙動が違いますが、四角で切り取れたり、注釈を入れたり、ダウンロードできたりもします。Webpage Screenshotの場合はこんな画面です。

同じような拡張機能が、FirefoxやInternet Explorerなど他のブラウザでも利用できます。Chromeだと「拡張機能」ですが、他のブラウザだと「アドオン」などと言われます。

まとめ:スクリーンショットの使い道

スクリーンショットは画面に写ったものをそのまま保存できるので、便利です。私がよく使うのは、乗り換え案内や地図を保存しておきたい時などです。また、パソコンに何か問題が発生した時も、その画面をそのまま撮っておけば、詳しい人が問題を解決してくれるかもしれません。

最後に裏技的な使い方を紹介します。

PDFやパワーポイントファイルの一部を切り取って画像にしたい時も、スクリーンショットを使えば一発で画像化できます。画像の質はオリジナルより悪くなりますが、素早く画像を入手できます。

また、テキストをスクリーンショットで撮れば、140字の制限があるTwitterにそれ以上の文字数を投稿できます。写真SNSのinstagramにテキストを投稿することもできます。いろいろな使い方があるわけです。

二次利用は著作権等に留意する必要がありますが、個人 利用であれば気にせず、スクショをどんどん活用しましょう。


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